こんにちは。モキチクワです。
このブログを訪れていただき、ありがとうございます。
ブログやインスタグラムで『普通の小学生』の中学受験をサポート&応援しています。
中学受験専門塾で働いていた、元中学受験塾講師です。今は3児の母をしています。
わが子が小学2年生になり、そろそろ中学受験の後ろ姿が完全に見えてきたので、わが子への中学受験準備を始めています。(2024年現在は小4です)
それと同時に
これから中学受験の勉強を始めようと思っていたり、
今まさに中学受験の勉強真っ只中にあって、いろいろな悩みを抱えている親御さんへ
わたしの経験や知識、勉強のコツや中学受験に対する考えなどがお役に立てたらなあと思い、このブログを書いています。
しつこいようですが、わたしは『普通の小学生』の中学受験を応援しています。
『普通の小学生』って、どういうことですか?
どんどん「先取り学習」ができていたり、低学年ですでに模試の偏差値が60を超えるようなスーパーキッズではない小学生、という意味です。
『普通の小学生』の中学受験は、スーパーキッズの中学受験とは道のりや勉強に対する考え方などが異なり
注意が必要なことが多々あります。
どうか、SNSなどでよく目にするスーパーキッズたちの成績に惑わされることなく、
目の前のお子さんの理解力やペースをしっかりと見つめて、充実した実りある中学受験への道のりを歩いてほしいと願っています。
中学受験に向けた準備で、一番大切なこと。
結論を書きます。
『普通の小学生』にとって、中学受験に向けた準備で一番大切なことは、
『家庭学習の習慣をつける』
ことです。
なぜ断言するのかというと、
小学4年生(実際は小学3年生の2月)で中学受験塾に入塾する『普通の小学生』たちが、どんなことに一番苦労するかというと、
家庭での学習(宿題などを含めて)を続けること
だからです。
中学受験塾の授業は「楽しい」ことが多いはずです。
先生は小学生に難しい内容を教えるプロです。しかも、塾は学校ではなく営利企業ですから、生徒たちは「お客さん」でもあります。
授業の中で「楽しませてくれる」ことも多いでしょう。
しかし、中学受験の勉強内容は小学校の勉強内容よりもはるかに難しく、理解するのに時間がかかります。
また、理解した内容を身に付けるのためには、さらに時間がかかります。
学習内容を身に付けて成績を上げていくためには、『練習』を継続することが必要になります。
この『練習』が、塾からの宿題です。宿題は家庭学習でやりますよね。
『普通の小学生』は、塾に通っているだけでは問題が解けるようにはなりませんし、
テストで点数を取れるようにもなりません。
塾で学習した内容を身につけて、テストでよい点数や偏差値をとる実力をつけるためには
家での『練習』、つまり『家庭学習』を続けることが必須です。
しかし、中学受験の勉強を始めたばかりのお子さんたちにとっては、これがとても大変です。
4年生で入塾した後に家庭学習の習慣をつけようとしても、
その間に、塾のカリキュラムはどんどん進み、どんどん難しい内容を学んでいくことになります。
結局、家庭学習がうまくいかず、塾での学習内容も定着せず、
テストでも点数が取れず、親御さんの我慢や怒りが頂点に達して、諦め、中学受験から離脱していく・・・
そんな『普通の小学生』のご家庭をいくつも見てきました。
塾講師は、家庭学習についてのアドバイスをすることはできますが
実際にご家庭の中に入ってあれやこれやと口を出すことはできません。
家庭学習をするのはお子さんであって、サポートするのは親御さんです。
せっかく志した中学受験ですから、できればよいスタートを切って、走り続けていってほしい。
モキチクワはそう願っています。
家庭学習の習慣をつけるためには、どうすればいいか
上手に家庭学習を進めることができれば、
中学受験の勉強内容は、お子さんにとってプラスでしかない、とモキチクワは考えています。
小4~小6という、脳がたくさんのことを吸収する時期に、一生懸命に考える経験をするのが中学受験です。
学習内容に関しても、
中学校でまた学習する内容を含みます。
特に理科や社会は、中学校で習う範囲をすでに学習しているといってもいいでしょう。
国語についても、しっかり学ぶことができれば、大学受験にまでつながるような読解力がつきます。
「中学受験算数は、数学にはあまり関係ない」とよく批判される算数ですが、
中学受験算数で鍛えた計算力や思考力は、中学以降の数学はもちろん、それ以外においても絶対に役立つはずです。
万が一、志望校に合格とならず、公立中学校に行くという選択をしても、学習した内容が無駄になることは一つもありません。
それでは、
中学受験の勉強をよい方向に進めるために、絶対に欠かせない『家庭学習の習慣』を小学校低学年のうちにどのように身に付けていけばいいのか。
その方法は、
低学年から、毎日できるだけ決まった時間に、決まったことをやる
ということです。
学校の宿題だけでは勉強量も内容としても足りないので、宿題以外にやるべきことを用意しましょう。
小4で入塾をする前に、「毎日できるだけ決まった時間に、決まったことをやる」のが、無理なくできるようになっているのがベストです。
毎日何をやればいいのかというと、
お子さん自身がだいたい無理なく取り組めるレベルの教材を進めていきます。
もちろん、中学受験を目指したような、難易度が高く思考力を要する問題に取り組むのもよいですが、
あくまでも、この家庭学習のポイントはお子さん自身が『続けること』であるので
難しすぎる問題ばかりではダメだし、簡単すぎてもダメ、ということになります。
中学受験の準備には、通信教育を利用するといい
親御さんご自身が、教材に詳しかったり、勉強のペースをコントロールすることができるのであれば、市販の教材をうまく使用していくことも可能です。
もし、忙しかったり、共働きなどでお子さんの勉強の準備にあまり時間を割けない場合は
『通信教材を上手に利用する』
ことをおすすめします。
わたし自身も、3児を育てていることもあり、第一子だけに時間を割くことができず、市販の教材だけを使って親が管理して進めていくことは難しいと判断しました。
そのため、わが子の中学受験の準備には、通信教材を利用しています。
これまでに出会った生徒たちの中で、自学自習ができる生徒たちの中に通信教材の経験者が少なからずいたことも、この「通信教育を利用する」ことをおすすめする理由です。
どんな通信教育を選べばいいの?
通信教育といっても、いろいろな通信教育があります。
付録がたくさんあってお子さんの興味を引くもの、キャラクターを採用しているもの、シンプルなものなど、いろいろです。
また、それぞれの通信教育は学習内容の難易度や重視しているポイントに違いがあります。
お子さんの現在の学力や理解力などをよく考慮して、「これなら毎日無理なく続けられそう」な通信教育を選択してください。
↑こちらの記事に、それぞれの通信教育の特長や難易度をまとめています。
通信教育を選ぶときは、ぜひ参考にしてみてください。
もちろん、通信教育ではなく、市販の教材を使用してもかまいませんし、
通信教育と市販の教材を併用することもとても良いと思います。
「低学年での中学受験準備のポイントや市販教材」については、以下の記事にまとめています↓
わが家の中学受験準備は・・・
わが家では中学受験の準備として、『Z会小学生コース』を受講しています。
タブレットコースと通常テキストのコースがあるのですが、
わが家では通常テキストのコースを選択しました。
上記の3種類のテキストをスケジュール通りに進めていきます。(小1・小2)
スケジュール表も付属されています👇
毎日20~30分ほどで決められたページをコツコツと進めることができるので、家庭学習を習慣づけるのにはちょうどよい教材です。内容も良問がそろっています。
小学3年生からは、難易度でハイレベルコースとスタンダードコースが用意されているので、お子さんの状況や学校の勉強内容の理解度に合わせて選んでください。(小学1・2年生はコース分けなし)
- 学校の授業やテストでは物足りないというお子さん→ハイレベルコース
- 学校の授業でややつまづきあり~まあままできるというお子さん→スタンダードコース
といったざっくりな感じで大丈夫なので、選択してみてください。
※毎日続けることが第一の目的なので、決して無理をしないことがポイントです。
ストレスになり過ぎない程度のレベルを選びましょう。
>>無料の資料請求はこちらから。学年別のお試し教材がたっぷりもらえます。【Z会小学生コース】
3年生からは『Z会中学受験コース』もあり、わが子の学力次第ではそちらの受講も検討しています。
(ただ、内容的には難易度が上がり、量も増え、受講料も上がりますので、本人の状況をよく見て判断するつもりです)
※わが子は小3になり、『Z会小学生コース』のハイレベルで中学受験の準備をしています(その他市販教材も利用)。
『中学受験コース』よりは難易度やペースは下がりまずが、「普通の小学生」であるわが子の中学受験準備には十分、と判断しています。
そのほかにも、『普通の小学生』が中学受験に挑むときに、気を付けていきたいことを書いています。
参考にしてみてください。
☆インスタでは、中学受験を目指したときに家庭ではどんなことに気をつけたらいいか、家庭学習のポイント、またわが子の進捗状況など、わかりやすくお伝えしています。個別のご相談などDMでお答えしています。もしよかったら、のぞいてみてください。
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