こんにちは。モキチクワの「ハロー☆中学受験」ブログをおとずれてくださり、ありがとうございます。
中学受験塾の元講師で、現在は3児の母としてわが子の中学受験の伴走もしています。
低学年のお子さんは、中学受験の準備のために、家庭学習ではどんなことをやればいいのでしょう。
中学受験を目指すご家庭にとっては、悩ましいところですよね。
このブログでは、中学受験に関する様々なことについて、親御さんをサポートするための記事を書いています。
ただ、このブログで対象としているのは『普通の小学生』です。
小学校低学年ですでに公開テストの偏差値が60を超えるような、スーパーキッズのお子さんたちじゃないです!
お子さんがスーパーキッズである親御さんには、このブログは役に立たないのでこの先は読まなくても大丈夫です^^
普通に学区内の公立小学校に通って、宿題はやっているけど…という『普通の小学生』の中学受験について書いています。
※ちなみに、学校のテストがほとんど100点でも、公文式の進みが学年相当よりも早くても、中学受験においてはほとんどの小学生が『普通の小学生』だと、モキチクワは考えています。
最初に結論を言いますと、
『普通の小学生』が中学受験にチャレンジするとき、低学年での準備として最も必要なことは
「家庭学習の習慣をつけておくこと」
です。
具体的にはどういうことかというと、
毎日決まったことをやれるようにする(学校の宿題以外に)
ということです。
『普通の小学生』の中学受験とはどういうものか、
なぜ低学年のうちから「家庭学習の習慣」をつけて「毎日決まったことをやる」必要があるのか、
以下で説明していきたいと思います。
『普通の小学生』の中学受験に、必要なこと
『普通の小学生』の中学受験は「焦らず、でも着実に準備をする」という意識を親御さんが持つことが大切です。
ほかの中学受験ブログやインスタグラムなどのSNSを見ていると、
ものすごく優秀なお子さんの偏差値や、すごい量の教材が並べられた画像などが目に入ってきて正直驚きますよね。
中学受験をするなら、小さい頃からこんなに勉強させないといけないの??こんなにできるの??と、焦ってしまう親御さんもいるのではないでしょうか。
でも、現実はそんなお子さんたちばかりではありません。
たくさんの『普通の小学生』も中学受験に挑戦して頑張っています。
中学受験の入試本番までは長い道のりです。
『普通の小学生』にあまりに早くから、お子さんの現在の能力以上に負荷をかけ過ぎると、
場合によってはキャパオーバーとなってしまう可能性もあります。
もちろん、スーパーキッズたちやそのご家庭の取り組みを参考にするのはよいことです!
でも、未就学や低学年からの先取り学習を必要以上に焦らなくてもいいし、テーブルに積んだ問題集をどんどんやらせるようなことは必ずしも必要ではない
とモキチクワは考えています。(何もやらなくていい、ということではありません)
むしろ、『普通の小学生』の低学年では
☆外でたくさん遊ぶ
☆興味のある本をたくさん読む
☆何もすることがない時間に、何をするか自分で考える
☆お友達と遊んで楽しい思いをしたり、ケンカをして気まずい思いをしたりする
これらのようなことは、お子さんの人間力や体力を育てることはもちろんですが、中学受験をするにあたっても大切なことです。
精神的にも体力的にもタフな状態で、4年生からの中学受験の勉強に本格的に参加することを目指していただきたいのです。
そうは言っても、スーパー受験教育家庭の様子やテスト結果を見ると、焦っちゃいます…
わかります!当然ですよね。
でも、お子さんは一人ひとり違う、ということだけ、忘れないでいてください。
有名な佐藤ママのお話を聴いたりすると、同じように親が生活のすべてを受験勉強に傾けてサポートしていけばわが子も…
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
あの子ができたから、うちの子も同じようにできる、というわけではないのが現実。
多くのお子さんたちを見てきたから言えることです。
SNSでよく目にする成功談も、その親御さんとそのお子さんのただ一つの例に過ぎない
ということを心のどこかに忘れずに留めておくことが、中学受験を乗り切るうえでは大切だと思います。
(もちろん、参考にすることはよいことです。こうしなければならないというわけではない、ということです。)
ここまで読んで、
「じゃあ『普通の小学生』は、低学年ではそんなに勉強する必要はないのかな?」
「『普通の小学生』が難関校に合格するのは、はなから無理、ということ?」
と思われた方もいるかもしれませんが、そうではありません。
『普通の小学生』も自分の力を最大限に伸ばして、偏差値を伸ばし、志望校に合格することはできる!
と考えています。
ただ、スーパーキッズと同じように進むことができるとは限らない、ということです。
どこまで伸びるか、どの学校に合格できるか、は個人差がありますから断定はできませんが、
『普通の小学生』が成績を伸ばす上で大切なのは、
お子さん自身が「自分はできる」「わかる」と感じながら学習を進めている
ということです。
難しすぎる内容を、速いスピードで学習しても、成果は出にくいのです。
ですから、『普通の小学生』の親御さんにわたしがお伝えしたいのは、
『普通の小学生』は、焦らずに、低学年からじっくりと着実に準備をしていこう!
ということです。
では、どんな準備がまず必要なのかというと
それが冒頭でお伝えした『家庭学習の習慣をつける』ことです。
家庭学習は、何を、どうやればいいのか
「家庭学習の習慣をつける」ために、家庭学習では、なにを、どのようにやればよいのでしょうか。
有効なやり方の一つが、毎日、決まったことをやる(特別なことがない限り)ということです。
今日は学校の宿題だけをやって、次の日は学校の宿題と計算問題集を進めて、その次の日は何もやらなくて・・・というよう一貫性なくやっていくのではなく、
毎日、基本的にはやることは決まっていて、それらに取り組む。
親御さんが指示をしなくても、お子さん自身が自分のやるべき学習内容をわかっている。
という状態にするのが、理想的です。
学校の宿題だけでは少なすぎるし、負荷が足りません。
普通の公立小学校の場合、プリント1枚とか計算ドリル1ページとかですよね。
それだけだと学習量が足りません。
お子さんの学習内容を把握して計画を立てる時間と自信のある親御さんは、市販教材を追加するといいと思います。
でも実際は、お子さんの習熟度を見ながら、市販の教材を使って家庭学習の習慣をつけていくのは簡単なことではないので
仕事をされていて忙しかったり、うまく指示したり管理する時間のない場合は、通信教材を利用することをおすすめします。
通信教材はやや強制力がありますから、学習内容だけでなく、『継続する力』も自動的に養うことができるのがメリットです。
いろいろな通信教材があります。
中学受験の準備として利用できそうなものを、以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。
お子さんにとって、難しすぎたり易しすぎたりする教材は「家庭学習の習慣をつける」ためには適していないので
お子さんの現状をよく見て、適した難易度の通信教材を選んでみてください。
わが家の『普通の小学生』中学受験準備はZ会小学生コース
わが家ではZ会小学生コースを使って、中学受験の準備を進めています。
この「Z会小学生コース」には
毎日の学習スケジュールが付属されていて↓
このスケジュール表を見ながら、毎日の学習を進めていきます。
次の日に予定などがあり、学習を進められなかった場合にも、このスケジュール表があれば、いつやるか計画を立てやすくなります。
慣れてくると、お子さん自身で、いつやるかを決めることもできるようになります。
(3年生からは、自分で学習スケジュールを立てられる仕様になっています)
自分の勉強の計画を、自分で管理する練習になる!
毎日決まった内容を、お子さん自身が自覚をもって進めていけるように低学年の時期を使って整えていきましょう。
そのことが、学習内容を定着させていくことと同じくらい大切なことであり、お子さん自身の力になっていきます。
>>【無料】「Z会の通信教育 小学生コース」の資料請求はこちらから☆Z会小学生コース以外にも、低学年からの中学受験準備に使える通信教育はあります。
お子さんに適した難易度の通信教育を選んで、低学年からコツコツと準備を進めていきましょう。
↓こちらも記事も読んでいただけたら幸いです。『普通の小学生』がボリュゾを超える中学受験をする、というのがモキチクワの目標です。
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